【コスパワイン】1,000円台で買える”秋”におすすめのワイン9選

飲み物と食べ物

はじめに

はい、さんたこ。です。
とんぼ・ひぐらし・殺人的な湿度。
暑さの中にも少しずつ秋を感じるようになってきました。
こんな季節には美味しいワインが飲みたくなります

でも、種類が多くて何を選べばいいのかわからない!なんてことは多いですよね。

白、赤、ロゼワインや最近ではオレンジワインの人気があったり。
無農薬、オーガニック、自然派、ビオなどなど、何だか体にも良さそうな言葉がいっぱいあったり。

結局は何を選べばいいのよ!

そんなあなたに、ワインの歴史、製法や原料に関して事細かに・・・なんてやっていたら時間がかかってしゃーないです。
なので今回は「最近買ってなかなかよかったぞ!」という私の経験(と独断)をもとに家飲みに向く1,000円台のワインにスポットを当てて、コスパの抜群に良かったおすすめ9種をご紹介します。
この記事を読んだ後の皆さんがとるべき行動は次の通り。

  • 1.興味のある商品を購入する
  • 2-1.気に入った場合は、他の国や生産地域で1と同じブドウ品種のワインを探してみる
  • 2-2.気に入った場合は、同じワイナリー内の他のブドウ品種を探してみる
  • 3.1に戻る

以上を繰り返すことで、自分の好きなブドウ品種や生産地域が少しずつ分かるようになってきます。
そしてその頃には「もっとしっかりとワインを勉強してみたい」なんて考えているかもしれませんね。

家で気軽に楽しむワイン9選

飲食業界の現場に身を置く中でイタリアンの経験が最も長かったことから、ワインを含めてすっかりイタリア文化が好きになってしまいました。
なので、ご紹介の商品はややイタリアワインに偏っております。

また、秋は濃厚な味わいの食材や料理が美味しくなる季節ですよね。
そんな料理に負けない香味のワインや、口の中をすっきりさせて次の一口がもっと美味しく感じるようなワインを今回は選定しています。

各商品の冒頭で[商品名]/[産地]/[ブドウ品種]を載せておくので、今後のお買い物の参考にしてみてくださいね。

では、この秋におススメのワインを紹介していきましょー

 1:カサル ディ セッラ / イタリア / ヴェルディッキオ

◇このワインの魅力

  • すっきりとした酸味と軽快な甘みと苦味
  • 少しジューシーで料理をより楽しみたいときにおすすめ
  • コスパで悩むならこのブドウを選べばだいたいO.K!

イタリアのマルケ州(長靴でふくらはぎ辺り)のワインです。イタリア土着品種のヴェルディッキオという白ブドウ品種を使っています。酸味と苦味を程よく持っていて、優しい甘みが全体のバランスを支えています。でも甘いわけじゃないですよ。軽快な酸味が後味をシャープにしてくれています。

 2:ドンナ・マルツィア / イタリア / シャルドネ

◇このワインの魅力

  • レンゲの蜂蜜や黄色い花を思わせる少し妖艶でこっくりとした香り
  • この価格帯でほんのりと適度な樽の香り
  • イタリアの片田舎を思わせる野暮ったいラベル(こういうのツボなんです、私)

イタリアのプーリア州(長靴形のかかと部分) で造られるワイン。
ここはオリーブオイルの名産地としても有名です。ブドウは有名なシャルドネ
このブドウ品種は良くも悪くもクセがないことが特徴なんです。
なので造り手さんや生産地の特色を感じやすく、作り手さんの力量を計る指標ともなるブドウ品種です。 実は[夏のおすすめワイン]でも紹介していますが、秋にもおすすめです。
アカシア蜂蜜のような上品な香りを楽しめますよ!

 3:ドンナ・マルツィア / イタリア / マルヴァージア

◇このワインの魅力

  • 桃やアプリコット、ほんのりトロピカルな香り
  • 軽すぎず適度なジューシー感
  • イタリアの片田舎を思わせる野暮ったいラベル(やっぱり好き、こういうの)

2つめと同じワイナリーのワイン。ブドウ品種はマルヴァジア・ビアンカ
主なワイン産出国でこのブドウの親戚たちが栽培され、イタリアでも多くの地域で栽培されています。 このブドウ品種は、どの価格帯やワイナリーの物を買っても比較的飲みやすいワインに仕上がっているイメージがあります。
白カビのブリ―チーズなど軽めでクリーミーなチーズや、フルーツサラダにもピッタリです。

 4: ダ ーマ/ イタリア / モンテプルチアーノ

◇このワインの魅力

  • 見た目と違って意外と可愛らしい滑らかな味わい
  • 前菜から肉料理まで幅広くカバーする懐の深さ

イタリアのアブルッツォ州(長靴形のふくらはぎの少し下辺り) で造られるワイン。
南イタリアでを代表する黒ブドウ品種のモンテプルチアーノで作られるロゼワインです。もともとこのマラミエーロというワイナリーの白ワインが大好きでよく買って飲んでいましたがロゼも良いです。
小梅ちゃんのような色合い。果実味はしっかりとありますが適度な苦味で飲み疲れしません。
幅広く料理と合わせられますし、お肉でも豚肉ラム肉とも相性良いと思います。

 5:トッリチェッラ / イタリア / 複数ブレンド

◇このワインの魅力

  • 繊細な味わいの要素が幾重にも重なる奥深い味わい
  • すっきりときつすぎないキレ~イな酸味
  • 超ド安定のデイリーワイン

イタリアのウンブリア州(長靴形のふくらはぎより少し内側) で作られるワイン。
複数のブドウ品種を使用しており、軽快ながら奥深い香味が特徴です。
使われているブドウはトレッビアーノグレケットヴァルデッロマルヴァジアドルペッジオなどの南イタリアの土着品種たち。
何を飲むのか迷ったときにはこれを選んでおけば失敗しらずの超安定型白ワインです。

 6:ヴィニウス / フランス / シャルドネ

◇このワインの魅力

  • 低価格帯で[フランス]や[シャルドネ]というキーワードで悩むならこの一本
  • 香りも味わいも全てのバランスが良好すぎる
  • このワイナリーのヴィオニエもとってもおすすめ!

フランスの地中海に面したラングドック地方で作られるワイン。
この価格帯で、フランス産で、シャルドネで、となるとなかなか良いものには出会えません。
私は「気軽にフランスのシャルドネ」と言えばこの一択です。
今回は載せられませんでしたが、同じワイナリーの濃~厚~なヴィオニエが実は真のおすすめだったりします。

 7:スペツィエーリ トスカーナ / イタリア / サンジョベーゼ主体

◇このワインの魅力

  • とっても上品でなめらかな味わい
  • 果実味は優しく赤色や紫色の花を思わせる華やかな香り
  • 赤ワインの中では比較的軽快。これを“味が薄い”と思う人もいるかも。。。

イタリアのトスカーナ州(長靴形の膝の下辺り) で作られるワイン。
ブルネッロなどの偉大(あと高級で高額)な赤ワインにも使用されるサンジョベーゼという黒ブドウ品種を使っています。
ここは良い意味で工業的な造り方をしているワイナリーで、どのワインを飲んでも大きな外れはありません。
店のワインリストでは主にミドルレンジの価格帯を安定して守ってくれていました。

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 8:カステッリデルドゥーカ/イタリア/マルヴァジーアビアンカ

◇このワインの魅力

  • 爽やかでジューシーな味わい
  • 白いの花を思わせる華やかな香り
  • 微発砲のワインってたまには良いよね。。。

イタリアのエミリア=ロマーニャ州(長靴形の膝裏あたり)のワイン。
ブドウ品種はマルヴァジーアビアンカ
発泡性のワインて日本では乾杯用のイメージがありますが、微発砲のワインを食事と一緒にいただくと口内がすっきりとして次の食事の一口がどんどん進みます。ワインだけでももちろん美味しいけど、料理をより楽しませてくれるにくいやつです。

 9:ジェルソ ネロ / イタリア / ウーヴァ ディ トロイア

◇このワインの魅力

  • 濃厚!ジューシー!なのに華やか!
  • 絶滅寸前からの大復活
  • プーリア州の信頼のおけるブドウ品種

イタリアのプーリア州(長靴形のかかと部分)のワイン。
ブドウ品種はウーヴァ ディ トロイアという黒ブドウ品種。
このブドウ品種、一時はイタリアから姿を消そうとしていたところを地元の大学や農家の努力で見事な復活を遂げた古代品種です。もう、そのストーリーだけで美味しく飲めてしまいそう。
作り手によってさまざまな顔を見せてくれ、このポデーレ ヴェンティ ノーヴェが作るウーヴァ ディ トロイアはやや濃厚なイメージです。私は、華やかな作り方のウーヴァ ディ トロイアも大好きです。

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初心者に向けたワインの楽しみ方

今回は、秋に週の1~2日くらいは家庭でワインを楽しみたいなぁとした場合をコンセプトにまとめてみました。

世の中には価格が100倍違うワインが存在しても、味わいが100倍違うわけではありません。
あなたにとっての最良の出会いのお手伝いができれば幸いです。

さて、冬には何を飲もう。。。 それは、また別のお話で。

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